ゴディバ ジャパン

屋号説明

ゴディバはベルギー・ブリュッセルから始まりました

1962年、ベルギー・ブリュッセルでマスターショコラティエだったドラップス氏が自宅の地下室を使い「ショコラトリー・ドラップス」としてチョコレートを作り始めます。家族全員が会社の運営に協力し、4人の子供たちはそれぞれ製造、仕上げ、箱詰め、配送に携わっていました。
ゴディバは、日本に、高級チョコレートの先駆けとして1972年に進出した後、現在では250以上の店舗を構えるまでに至っています。現在、ゴディバのコレクションは世界で広く愛され続けています。

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ゴディバのこだわり

品質へのこだわり。厳選したカカオ豆


カカオ豆の産地は赤道を中心に南北緯20度以内。主な産地はアフリカや南アメリカですが、近年はマレーシア、インドネシアなどの東南アジア地域でも生産量が伸びてきています。 ゴディバのチョコレートは、それぞれの産地から最上級のカカオ豆のみを厳選し、最高の技術と細心の注意をもって独自の味をつくりあげています。

伝統と革新が生み出すレシピ


ベルギーのゴディバ工場は、現在もドラップス一家がチョコレートを作り始めたブリュッセルにあります。
ここでは、ジョセフ・ドラップスが創り出したレシピに忠実に従い、厳選された素材と最高の技術によって、ベルギーの高級チョコレートブランドにふさわしい伝統の味を守り続けています。 その一方で、現在も多くの熟練した職人の手で、新しいレシピやデザインのチョコレートが次々に生み出されています。

確かな技術による、芸術性の高いデザイン


ゴディバは、様々な大きさや形のチョコレートをつくるために、エンロービングとシェルモールディングという2種類の方法を使っています。

エンロービングとは、キャラメルなどを溶かしたチョコレートで包み込むことです シェルモールディングはヨーロッパで広く行われている方法で、ほとんどのゴディバチョコレートはこの方法で作られています。芸術的にデザインされた型のくぼみに溶かしたチョコレートを流し込み、さかさまにして余分なチョコレートを取り除き冷やすと残っているチョコレートが固まり「シェル」ができます。そのシェルにフィリングを入れ、最後にチョコレートを薄く流し込み、再び冷やした後型からはずします。

また、クール、ペルレアモンドなど左右対象のチョコレートは、「ブックモールディング」(2つの同じ型で作られたものを合わせること)によって作られています。

ゴディバ独特の芸術性の高いチョコレートは、ゴールドバロタンやシーズンごとに変わる美しいパッケージに詰め込まれ、世界中のグルマンたちに愛されています。

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ゴディバのエピソード

「GODIVA」の名の由来


「ゴディバ」の名は、11世紀の英国の伯爵夫人レディ・ゴディバに由来します。「ゴディバ」のシンボルマークである、馬に跨った裸婦こそが、重税を課そうとする夫を戒め、苦しむ領民を救うために、自らを犠牲にした誇り高き彼女の姿です。

勇気と深い愛。「レディ・ゴディバ」


領主レオフリック伯爵とその美しい妻レディ・ゴディバの伝説は、1043年、英国の小さな町コベントリーで生まれました。レオフリック伯爵は、コベントリーの領主に任命され、この小さな町を豊かで文化的な都市へ発展させようと決意しました。

大変信心深かったレオフリック伯爵とレディ・ゴディバは、初めに大修道院を建設しました。修道院はさまざまな宗教的、社会的活動の中心となり、この成功により伯爵の野心はますます燃え上がり、次々と公共の建物を建てては、領民から取る税を増やします。あらゆるものを課税の対象とし、肥料にまで税金をかけ、領民は重税に苦しみます。

心優しいレディ・ゴディバは、貧しい領民にさらに重税を課すことがどんなに苦しいことか、伯爵に税を引き下げるよう願い出ました。伯爵は断りましたが、彼女は何度も訴えます。ついに議論に疲れた伯爵は、彼女に告げます。「もしおまえが一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町中を廻れたなら、その時は税を引き下げて建設計画を取り止めよう。」

翌朝、彼女は一糸まとわぬ姿で町を廻りました。領民たちはそんな彼女の姿を見ないように、窓を閉ざし敬意を表しました。そして伯爵は約束を守り、ついに税は引き下げられました。

「GODIVA」その名に込められた、チョコレートへの想い


ゴディバの創始者ジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、レディ・ゴディバの勇気と深い愛に感銘し、1926年ベルギーに誕生した自らのブランドに「ゴディバ」の名を冠しました。

以来、ゴディバはその愛の精神をチョコレートに込め続けています。味わう人すべてを幸せで満たす芳醇な味わいは、人を思いやる深い愛を伝えます。ゴディバのチョコレートを味わうひととき…それは愛に満ちた時間です。