毎日使う「いつものうるし」 うるし塗りのものは傷つきやすいしお手入れが大変・・・そう思い込んでいませんか。 まずはしっかり手で触れて実際に使ってみましょう。陶磁器やガラスのコップのように 普段の食卓に登場させる。使っては洗うを毎日繰り返すことで、味わいのある艶が生まれます。 うるしは、使う人とゆったりした時間がともに育てていくものなのです。 |
「天然木の塗りの椀は、熱伝導率が低いため、 熱しにくく冷めにくい。」と言われています。 温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たい まま、最後までおいしい瞬間を味わえます。 うるし塗りの椀は唇をつけた瞬間、その口当たり の良さを実感することができます。 やわらかな触感を楽しみながら味わう料理は 最高のご馳走です。 |
縦のなだらかな曲線を基調としたお椀。逆さにすると
杉の木(のてっぺん部分)に似ているので「すぎ椀」と名付けました。
モチーフは安土桃山時代以前の「すぎ型の抹茶碗」を木で挽けるようにリメイク。
汁椀、飯椀はもちろん、アイスクリームやヨーグルトなどデザートの器としてもどうぞ。
充分に落着かせた木地に強度を高めるための布着せを行い、
さらに新たな漆の表現に挑戦し出来た地塗り千すじ仕上げ。
強度が高い輪島地の粉をたっぷり使い、特殊な刷毛で千すじ模様を付けています。
その落ち着いた表情と傷つきにくい仕上げはまさに使う為の器です
技法 : 地塗り千すじ仕上げ
⇒漆塗り技法について詳しくはこちら
サイズ : 大・直径121×高さ74mm、小・直径114×高さ70mm
使用材 : けやき天然木、輪島地の粉、綿布、天然漆
漆とのなじみが良く、木に粘り気のある輪島の 地元材・ヒノキアスナロを使用した楕円箸。 楕円の形状を創り出すのに、3種の丸カンナで 削って作られます。手間がかかる製法のため、 一度製造が途切れていました楕円箸を輪島 キリモトが復活させました。 人間工学的にも持ちやすく、手にしっくりと 馴染みます。仕上げは上塗りと蒔地と2種類。 蒔地はより滑りにくく傷がつきにくい仕上げです。 ⇒漆塗り技法について詳しくはこちら ※箸に箱はついておりません。贈答用の場合 別途、桐箱(有料)をご注文ください。 |
[ 上塗楕円箸 ]
色 : 黒/本朱 技法 : 地の粉下地上塗り仕上げ サイズ : 黒・235mm、本朱・220mm 使用材 : ヒノキアスナロ天然木 天然漆、輪島地の粉 |
[ 蒔地楕円箸 ]
色 : 黒/赤口朱 技法 : 蒔地(makiji) サイズ : 黒・235mm、赤口朱・220mm 使用材 : ヒノキアスナロ天然木 天然漆、輪島地の粉 |
うるしのお手入れについて 漆器だからと何も特別なことはありません。 ガラスや陶器の器を洗うように、水やぬるま湯で薄めた洗剤を使い スポンジで洗い流すだけでいいのです。アクリル毛糸のたわしを 使えば洗剤も不要。環境にも優しいですね。 ガラス等堅いものや先のとがったものがあたると、被膜が 傷ついてしまいますので、漆器だけ個別に洗ってください。 すすいだ後は洗いざらしの木綿やタオル地などで拭きます。 食器洗浄機や乾燥機、電子レンジのご使用はお避けください。 急激な衝撃・乾燥を与えると被膜や木地が傷みます。 乾燥した環境におくことは漆器にとって辛く悲しいことです。 長く使う為に、毎日つかって洗ってください。 漆に必要な水分を与え、何よりのメンテナンスになります。 |
ラッピング・のし承ります 大切な方への贈り物に、ギフトラッピンクやのしも承ります。 カートに入れた後、注文画面の備考欄にご希望をご記入ください。 ※椀は化粧箱(無料)に入れてお届けいたします。箸に箱は ついておりませんので、贈答用の場合は別途桐箱(有料)をご注文ください。 ※のしは表書き/お名前など、詳細を備考欄にご記入ください。 のしをご希望の場合は、リボンは無しとさせていただきます。 ※箱のサイズ、形状により、写真と異なる場合がございます。 |