甘酒はまさに総合ビタミンの宝庫。
江戸時代からの栄養ドリンクです。
甘酒の甘みは100%ブドウ糖です。
米のデンプンが麹菌の糖化酵素(アミラーゼ)の力でブドウ糖になったものです。 また、甘酒にはビタミン類も豊富に含まれています。
麹菌が繁殖する時に、ビタミンB1、B2、B6やパントテン酸、イノシトール、ビオチンのどすべての天然吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、それが甘酒として溶出されます。
※参考:「発酵は力なり」小泉武夫(東大農学部教授)
江戸時代の「江戸京阪」、今の東京や京都、
大阪の庶民の暮らしぶりを書き 記した古文書には 「夏になると甘酒売りが出てきて四文で売っている」と書かれています。
そこには、たくさんの甘酒屋が町に出て甘酒を売っている姿が描かれています。 健康に負荷のかかる夏場に、甘酒は「健康飲料」「栄養ドリンク」として、すでに江戸時代から親しまれていたのでしょう。近年では「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒はビタミン類豊富で、美容健康を気にする方に今の世も愛飲されています。