たなべたたらの里

たくさんの山の恵みをいただいています

たなべ森の鶏舎を運営する（株）たなべたたらの里は、ここ奥出雲の地で約550年前から「たたら製鉄」の操業を開始しました。この一帯は良質な砂鉄と豊富な森林資源に恵まれ、最盛期には全国の約8割の鉄がつくられていました。たたら製鉄では優れた鉄をつくる一方で、大量に消費される木炭を供給するために森林を永続的に循環利用するなど、その昔から自然と共生する形で鉄づくりがおこなわれてきました。そして現在、私たちは代々受け継がれてきたこの森の中で鶏舎を営み、鶏さん達と家族のように暮らし、新たな”自然と共生”を実践しています。古来から変わることなく与えられる山の恵みを使わせていただき、たくさんのお客さまに愛される商品をお届けすることが、歴史を紡ぐこの地域への恩返しと考えます。

森の鶏舎の鶏さん達は私たちの家族です

毎日、鶏さん達と接していると一羽一羽にそれぞれ個性があり、性格も違うことが手に取るように分かります。鶏舎の中を元気に走りまわる子、のんびり砂遊びをしている子、ぽかぽか日なたで昼寝している子…。一つひとつの「命」と向き合っていることに気付かされます。だから私たちは一羽一羽に語りかけたり、一緒に遊んだり、人に接するようにお世話しています。家族のように愛情を注いだ鶏さん達が、貴重な卵を産んでくれた時こそが、私たちの達成感と幸せの瞬間です。

私たちは、自社のたまご「彩り天佑卵」を活用したプリンやバウムクーヘンの製造・販売を行っています。
私たちが目指すのは、〝たまご×地元食材〟。
地域の生産者の方と手を携え、ここでしかできない、ここでしか生まれない地元の食材にこだわったスイーツの開発を進めています。

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