あごとは
飛魚(トビウオ)のことです
山陰では「あご」と呼ばれています
そのあごの身をすりつぶしあご野焼は作られます。
あごは、島根の沿岸全域で多く獲れ、脂が少なくさっぱりとして、高タンパク質なヘルシー魚です。
粘り気も身も多く、 生で食べるよりもかまぼこ素材に適した魚です。
平成元年には、「島根県の魚」に指定されています。
特徴はもちろん大きな胸びれ!
大きな胸ビレを広げて海面上を飛ぶことができ、その距離は数百メートルともいわれます。
あごは表層魚といって海面近くを泳ぐ魚です。
このため大型の魚に補食されやすくそれから逃れるために飛ぶと言われています。
大きな胸びれと腹ビレをうまく使いグライダーのように滑空します。