遠洋漁業の集積港として知られる静岡県清水港を本拠地とし、港に水揚げされるマグロを“一船買い”。漁船の漁獲分をまるごと買い付けることから、揚がったマグロはすべて船名で管理され、漁場と時期がいつでもわかるようになっています。
「鮪一番」は、こうした履歴の明確なマグロを素材としています。加工場においても、マグロの仕入れ日・加工日・保存期間・出荷日・出荷先を正確に管理し、商品一つひとつの品質に責任を持って出荷しています。
水揚げされたマグロを自社の冷凍庫にすばやく運び入れ、船の魚倉よりも低い-70℃という超低温で保管して酸化を防いでいます。-50℃〜-60℃が一般的な冷凍温度といわれる中、八洲水産では昭和54年から-70℃での保管を始めました。これは国内の水産会社では最も早い取り組みでした。超低温によって品質を徹底管理し、マグロの命である「鮮度」を保つ。今日まで続くこの姿勢が、八洲水産の信頼の礎となっています。また、取り扱うマグロはすべて船名で管理し、漁場がいつでもわかるようにしています。八洲商事での加工・販売は、こうした万全のトレーサビリティの下に行われています。
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