横山幸雄

屋号説明

日本を代表する若き巨匠。
生誕200年のショパンイヤーには、全国各地でショパン演奏を積極的に展開し、その功績に対し、ポーランド政府よりショパン生誕200年の年にショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」が授与された。
デビュー20周年を迎える2011年5月3日に東京オペラシティにおいてショパン・ピアノ・ソロ全212曲コンサートを行い、大きな話題となる。この18時間におよぶ全曲暗譜演奏を成し遂げた偉業は、大きな感動と反響を巻き起こすと同時に、2010年の自身の持つギネス世界記録を更新した。そのほか、リサイタル、室内楽、協奏曲、そして、コラボレーション企画等様々な演奏会が全国で展開されている。

1971年東京生まれ。16才で渡仏後、89年ブゾーニとロン=ティボー国際コンクールに上位入賞。90年パリ国立高等音楽院卒業。
同年の秋、19才のときにショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少での入賞という快挙を果たす。以来、人気実力ともに常に音楽界をリードするトップアーティストとして活躍し常に注目を集めている。
新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、モービル音楽賞奨励賞、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多くの賞を受賞。
活動は、古典から近現代まで、独奏曲・室内楽・協奏曲すべての分野において、圧倒的な幅の広さを誇っている。また、自ら企画するコンサートでは、『ショパン全曲連続演奏会/1992〜1999』、作品番号のある全ピアノ曲による『ベートーヴェン12会/1998〜1999』、『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会/2005』など、数々の意欲的な取り組みにより、高い評価を確立してきた。近年では東京オペラシティにおいて毎夏開催される公演が恒例となり『ベートーヴェン:5大ソナタ/2007』『ショパン・シリーズ:初期・中期・後期/2008〜2010』において連続完売の記録的な大成功を収める。
CDは、上野学園石橋メモリアルホールとキングレコードの共同事業「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」(全12タイトル)の発売が決定。これまでにリリースされた18タイトルのCD(ソニー)は、いずれも高い評価を得ており、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞など栄えある賞を受賞している。2013年「プレイス・リスト」、2014年「プレイズ・シューマン」、2015年「プレイズ・モーツァルト」をリリース。
また、東京FM「横山幸雄のピアノでめぐり逢い(毎週日曜日深夜24:30−25:00放送)」のパーソナリティをつとめ、東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。
上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授として、後進の指導にも意欲的にあたっている。

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