うなぎの新甫


ごあいさつ
『うなぎの新甫』は、名古屋市千種区高見(池下エリア)で1967年に創業いたしました。このエリアは交通の利便性もよく、落ち着いた佇まいの閑静な住宅街が建ち並ぶ中に全国的に有名な飲食店やタワーマンションなどが調和し、日々の暮らしに彩を添えています。
早いもので創業から50年以上が過ぎましたが、『うなぎの新甫』は常に品質と味にこだわり、日夜努力を続けてまいりました。おかげさまで、地域の皆様に愛されることはもとより、幅広いご支援をいただき、今では池下といえば『うなぎの新甫』と言っていただけるほど、あたたかみと活気あふれる街の風景のひとつとしてご愛顧いただいております。
これからも、創業から代々受け継いでまいりました、“一家相伝”の秘伝のタレを使った伝統の味を守り続け、一人でも多くの皆様に『うなぎの新甫』の味わいをご堪能いただけるよう精進してまいります。

鮮度
うなぎの鮮度を保つため、毎朝仕入を行います。
店主自らの目利きで1匹づつ選りすぐり、活きはもちろん脂の乗り具合なども全て確認します。
仕入れたうなぎは、丸い桶に放ち、井戸水を循環させ活かして身を引き締めます。

捌き(さばき)
新鮮な状態のものを召し上がっていただくために、当日、直前にうなぎをさばき調理します。
その後一気に焼き上げ風味を閉じ込めます。
さばき方や焼き方、タレは地方により大きく異なりますが新甫は「名古屋流」。
さばく道具も名古屋包丁を使用しています。

焼き
うなぎの調理の技術習得にかかる時間は、「串打ち三年、割き五年、焼き一生」と言われますがそれだけ繊細な技術と、五感を駆使した感覚が必要です。
独自の焼きの製法と創業以来手作りにこだわる秘伝のタレで、極上の蒲焼に仕上げております。
外はパリっと、身はふんわり。
非常に肉厚なところが新甫の蒲焼の特長です。

タレ
うなぎの味を最大限に引き出すタレは、 熟成させて搾った「たまり」と「高級みりん」、 こだわりの砂糖などを混ぜあわせ、丸一日かけて煮詰め さらに寝かしたものを使用しています。
季節に合わせ、配合や調理時間を調整し、 創業以来継ぎ足している秘伝のタレです。
こだわりのタレが香ばしく、うなぎの旨みを最大限に 引き立てております。

新甫のうなぎの味わい深さを、さらにひきたてるのが、粒が立ち甘さもあるふっくらと炊き上げたご飯です。
継ぎ足して使っているタレには毎回毎回、新しい鰻の脂が入っておりそれを50年近く繰り返しているため、コクを増しています。
そのタレが、うなぎ本来の美味しさとご飯のおいしさに味の奥行きを創るのです。
うなぎ、タレ、ご飯の三位一体となった絶妙な味のバランスこそが新甫の真骨頂。
どうぞ心ゆくまでご堪能くださいませ