アースエイド

屋号説明

高知の味「葉にんにくのぬた」
有機JAS認定の自社農園で無農薬栽培した「葉にんにく」使用
冬場にしか味わえなかった地域限定の味を全国にお届け。

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「アースエイド」という会社名を聞くと、なんだか国際的なNPO組織のように思えますが、じつは高知県中央部、須崎市の山あいにある小さな食品製造会社です。社長の嶋崎裕也さん(35歳)は、前歴が自動車会社マツダのテストドライバーという変わり種です。自身は兵庫県淡路島の出身ですが、家庭の事情で父の生まれ故郷である須崎市浦ノ内地区にJターン、自動車とはまったく関係のない食品会社を2009年に起業しました。

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アースエイドは何を作っている会社なのか。製品は「葉にんにく」を原料に「酢」と「味噌」で和えた「ぬた」という調味料です。この「ぬた」、高知以外の地域では酢味噌とネギと魚介を和えた料理を指しますが、高知の「ぬた」はまったくの別物です。高知で「ぬた」といえば、ブリやカンパチなどの刺し身を食べる際に、醤油やワサビの代わりに刺し身にからめて食べるものです。ペースト状で、緑が鮮やかで上品で爽やかなガーリック・フレーバーの「調味料」なんですね。
高知はカツオのタタキのように、美味しい魚をさまざまな工夫を重ねた調理法で食す伝統文化がありますが、「ぬた」はそのひとつと言えるでしょうか。また、「葉にんにく」と言われてもピンと来ない方が多いでしょうが、通常のニンニクは球根部分、葉にんにくはその葉の部分です。
高知では刺し身と一緒に大量のニンニクを消費しますが、伝統的にニンニクの若葉を食べる文化もあります。ただし、収穫した後の葉が食べられるわけではなく、葉にんにく専用の品種があるのですが。
葉にんにくは、収穫が冬の一時期しかできず、しかも収穫後の鮮度保持が大変に難しいことから今までは季節限定の調味料として県内で少量消費されるだけでしたが、嶋崎さんは収穫から冷凍加工まで3時間以内という厳しい加工管理を導入することで、緑鮮やかで上品な味と香りを封じ込めることに成功、一年中安定出荷が可能になりました。また、生産、加工、販売のすべてを自社でコントロールいていることで、品質管理も徹底しています。また、安心安全を求める消費者ニーズに応えて、葉ニンニクは有機JAS認定を取得した完全無農薬栽培で育てています。

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現在は、誤解されないように商品名には「ぬた」を使わず「葉にんにくのたれ」と表記していますが、嶋崎さんは全国の認知度を高めて、ゆくゆくは高知の伝統ネーミングの「ぬた」を商品名に入れしたいと心に秘めています。
嶋崎さん秘伝の「たれ」は、和風麦味噌(標準タイプと甘口タイプ)、和風白味噌(標準タイプと甘口タイプ)、ジェノベーゼ風イタリアンソースの5種類があります。それぞれ微妙に味わいが違うので、どんな料理にどの「たれ」を合わせればいいのか迷いますが、「和風味噌タイプは、ブリ、カンパチ、焼き肉、フライもの全般、唐揚げ、サラダなどに、ジェノベーゼ風はパスタ、ブルスケッタ、ピザ、サラダなどに向くと思います」と嶋崎さん。
嶋崎さんの「葉ニンニクのたれ」はプロの料理人の方たちに試食してもらい、料理の鉄人・中華料理の陳健一さん、地場イタリアンの奥田政行シェフからも絶賛されています。
商品は冷凍クール便でお届けしますが、未開封の冷凍状態で1年、開封後冷蔵保存で1か月はおいしくいただけます。ぜひ、この機会に高知伝統の調味料「ぬた」の、上品でさわやかな味をお楽しみください。

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