JAしまね 仁多加工所

「東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米」と言われる西の横綱。

東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米
西の米どころである島根県出雲地方では、
米と言えば「仁多米」と永きに渡り親しまれてきた信頼のブランドです。
古くは出雲風土記に良質な米としての文献が記され、数々の神話が今もこの地に延々と伝わっています。
当地には「鬼の舌震」という景勝地があり、このような自然を身近に稲作が行われています。
お米づくりに適した土壌づくりこそ命
脈々と連なる中国山地に囲まれた仁多郡はその86%が山林に覆われ
必ずしも稲作に恵まれた土地とは言えません。
しかし、ヤマタノオロチ伝説で有名な斐伊川源流のこの地は
ミネラルをたっぷり含んだ良質な水が、土をつくり、
仁多牛による堆厩肥の土壌還元が土を育ててゆきます。

昼夜の温度差が味を決定づける重要な要素です。
仁多米の出穂期から成熟期に昼夜の温度差が極めて大く、旨味の元であるデンプンを多く含み、タンパク質が必要以上に増えない特質を生みます。豊潤で粒揃いが良く、タンパク質含有量の低い(この含有量が高いほど炊きあがり時に粘りが少なく味が落ちる)お米を作ることができるのです。人には厳しいこのような気候が、実はお米にはとてもいい環境なのです。