坂利製麺所
昭和59年創業の坂利製麺所。
素麺づくりのきっかけ
坂利製麺所は、周囲を山々に囲まれた東吉野村で昭和59年から、手延べ素麺を中心に奈良の食材を使用した商品を作っています。
創業のきっかけは現代表のお母様が素麺づくりを習われていたこと。また、地域の雇用対策のためでした。当時専業主婦だったお母様…事業をスタートするからには、我が子に自信を持って食べさせられる製品を作りたいと思い、創業当時から国産小麦を使うなど原材料・作り方を工夫してきました。
その思いは現代表にも引き継がれ、製品を通じて地域の魅力を発信しながら、奈良県の発展・認知度向上にも貢献できるようにと商品開発に日々取り組んでいます。
職人の想い
子どもたちに安心して食べてもらいたいという思いから、原材料からこだわり国産小麦を使用。ただ、いくら材料が良い物でも美味しくなければ意味がありません。
最初は麺作りの知識も浅く、手探り状態でしたが、どのような食感が良いか、素麺になった時に美味しさを感じてもらうにはどうすればよいか…と麺の断面の形にもこだわり、細部に渡って食味を追求、自信を持った商品をお届けしています。
オリジナル商品にもチャレンジ
国産小麦100%の素麺の他に奈良名物の葛餅、麺ぞうすいなど素麺以外の商品にも果敢に取り組んでいます。
オリジナル商品の「フリーズドライにゅうめん」は、お湯を入れて3分で湯がきたての麺が手軽に味わえます。この商品は航空会社のファーストクラスでも採用されたことがあるほど、こだわり・美味しさ・手軽さの3拍子揃った時代に適した商品です。