山本海苔店

屋号説明

よりおいしい海苔をより多くのお客様へ

屋号説明

品質本位の姿勢、味附海苔の元祖。

嘉永2年(1849年)、江戸は日本橋室町に、初代山本治郎が創業した山本海苔店。二代目の時代には、当時浅草海苔として画一的に販売されていた海苔を、家庭用、進物用、寿司店用など、使用目的により8種類に厳格に分類し販売いたしました。
また明治2年(1869年)、明治天皇京都行幸の御土産品の上納方を仰せつかった際に「味附海苔」を苦心創案しました。これをきっかけにして、一般向けにも売り出し大ヒット商品となりました。これが山本海苔店が味附海苔の元祖といわれる所以です。
この厳しい品質管理と斬新な開発の心は今でも伝えられております。

社長挨拶 / 企業理念

この度、代表取締役社長に就任いたしました山本貴大でございます。

私は幼いころから、将来山本海苔店を継ぐにはどういう経験を積んでおくべきかを考えて参りました。子供心にクラス委員に立候補したり、部活動のキャプテンを積極的に受けるなどして参りました。そして大学卒業後の就職先に銀行を選んだのも山本海苔店を継ぐために最良の経験を積めると考えたからです。

そして4年間の銀行経験を経て、山本海苔店に入社いたしました。
最初は海苔業界の商流の最も川上である「仕入部」を経験いたしました。それまでは呑気に「おいしい海苔がたくさん売れたらいいな」という程度に考えておりましたが、仕入部で仕事をする中で海苔業界が抱える課題を考えさせられ、その中で当社に求められていることを理解いたしました。

バブル崩壊以降の高級海苔ギフト市場は縮小の一途を辿っております。そしてここ数年の温暖化による海苔の品質の低下と不作。このままでは日本のおいしい海苔は市場から消えてしまうという危機感があります。

今、私は命を懸けて「おいしい海苔産業を後世に伝えなくてはならない」と思っております。そのために多くの皆様からは「野暮だ」とも言われましたが、海苔業界の危機や海苔の価値を伝えるべく、ご依頼いただいた殆どの講演や取材を受けて参りました。

そして社員全員で考え共有した「よりおいしい海苔を、より多くのお客様に楽しんでいただく」という経営理念。どの時代になってもこのことを徹底追及して参る所存です。

野暮で若輩者ではありますが、引き続きご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

大切にしているこころ

当社には創業以来大切にしているふたつの「こころ」があります。

「お客様に喜んでいただく」こころ 「働いている人を大切にする」こころ

やりがいのある職場づくりを実践することで、おのずからお客様の立場になり、誠心誠意真心を持った仕事ができると考えます。

私どもは業界の第一線にありながら、常に時代に即した商いを行い「伝統は革新の連続である」という姿勢を持ち続けることが重要だと考えています。革新に挑戦する中で、お客様をはじめ、社会から多くのことを学び、これからもさらに新しい商品やサービスを提供し、海苔を中心とした健康的な日本の食文化を守り、発展させてまいります。

厳格な仕訳が、おいしさの理由

秋から冬に採取される海苔。各生産地で品質検査を受け規格と等級に基づいて格付けされた後、入札にかけられます。その格付けは800〜1000種にまで及びますが、山本海苔店では「仕入部」の熟練バイヤーが入念な調査の上、厳選吟味し"おいしい海苔"を仕入れています。
さらに、仕入れられた海苔は弊社工場の「仕訳技術室」のベテラン技術者により、あらためて独自の基準で一枚一枚品質を吟味されます。
業界でも稀有なプロセスですが、山本海苔店がめざす「おいしい海苔」をお客様のお手元にお届けするためには重要な工程です。

屋号説明

佐賀工場より鮮度感のある商品をお届け

海苔のおいしさの決め手は「口どけのよさ」と「深い旨み」。山本海苔店は"おいしい海苔"を安定して提供できるよう、研究開発、仕入れ、製造を一貫して行っています。
その製造部門を担っているのが、弊社の佐賀工場。日本一の海苔生産地"有明海"に臨む佐賀県にて、産地に近いという地の利を活かし、鮮度感のある高品質な商品づくりに励んでおります。さらに万全の設備による生産環境のなかで、職人の持つ五感を大切にしつつ、おいしさと安心・安全をお届けするよう心掛けています。

マルウメマークの由来

山本海苔店の登録商標のマルウメ(まるうめ)マークの由来には二つの理由があります。
一、 創業の頃、江戸前の海では、梅の咲く寒中に上質の海苔が採れたこと。
二、 海苔が梅と同じように香りを大切にしている事。

以上二つの理由から、「梅の花が咲く寒中に採れた、馥郁な香りのおいしい海苔を皆様にお届けしたい」
という想いを込めて、創業当時より使用しております。
弊店の製品に「梅の花」「紅梅」「梅の友」など梅の字を使った品が多いのもこのためです。