京かまぼこ いづ萬

屋号説明

弘化元年(1844年)創業、京都最古のかまぼこ屋“いづ萬”
祇園の料亭や茶事関係、京の食通を唸らせ続けて160余年
歴史と伝統が育んだ、生け魚を用い手造りの逸品をお届けします

かまぼこの起こりは室町時代。魚の恵まれた地で保存食とて作られ、土地土地の特産の魚で、それぞれのお国柄の味が生まれました。山の国・京都は海がなく、かまぼこの特産地になる条件はありません。しかも祇園という土地柄、舌の肥えた旦那衆や茶事関係そして料亭。その京都で“とれたての魚のおいしさをもっと味わっていただきたい”海の国出雲出身であった初代萬助(いづもの萬助、いづ萬の由来です。)はこの願いのもと、かまぼこに適したとれたての魚の求めて各地を歩き、弘化元年、舌の肥えた京都ではじめて かまぼこを誕生させました。
以来、何代にもわたる創意工夫のすえ、東山魚餅をはじめとするかまぼこの名品を次々と創製し、現在も、熟練した職人が生け魚を用い、一つ一つ丁寧に手造りする伝統を継承しています。いず萬のかまぼこは、新鮮な魚の特有の歯ごたえ、弾力に富む舌触り、のどごしもたいへん滑らかな京都職人の技の逸品です。歴史と伝統、京の老舗名店の味にいっそう磨きをかけて 選りすぐりのかまぼこをご自宅までお届けします。