味覚庵(マルヤマ食品)
『南高梅』誕生の地、和歌山県みなべ町
和歌山県・南部梅林。6000万年前にできた断層に広がる梅林は、最高級梅「南高梅」の日本一の産地。中性質で炭酸カルシウムを多く含む砂礫の土壌は、梅栽培にもっとも適しているという。和歌山県の梅の生産高のうち、みなべ町で3割ほどが生産されています。
梅の本場紀州みなべ町に、味覚庵という自社ブランドを掲げるこだわりの梅干しメーカー「マルヤマ食品」があります。
ここでは事務所棟と原料在庫倉庫、漬け込み加工棟及び製品計量棟から成り立っています。
衛生管理を第一に考え、原料の梅干搬入から漬け込み、乾燥、計量、包装出荷までをワンウェイで行っています。
原料は自家農園と協力農家から調達し加工しています。
6月に、プラムか桃のように大きく育ち、完熟した南高梅の特徴である紅を差したような赤みを帯びる頃、いよいよ待ちに待った収穫時期になります。
青梅の収穫は、梅畑一面にブルーネットを敷き、熟して落ちた梅の実を傷つけないよう、一粒一粒丁寧に収穫します。