熊本の『塩トマト』
熊本県八代地区は、元々海だった場所を干拓した農地でトマトを栽培しています。干拓地は土壌中に豊富な塩分を含むため、そこに育つ農作物は水分を十分に吸い上げることができません。そのために果実は小さく育ち、その代わりに糖度や栄養がギュっと濃縮された、甘くてしっかりした味のトマトができるのです。
塩トマトの発祥地である熊本県八代地区≫でも糖度10度を超えるトマトは栽培が難しく、塩トマトの最高峰である≪ロイヤルセレブ≫は大変に希少です。
従来のフルーツトマトや塩トマトのように甘いだけではなく、酸味のきいたトマトを召し上がりたいという方は果実が固いうちにお召し上がりください。甘味の強さを味わう場合は、常温で数日間保存し、完熟した状態のものをお召し上がりください。酸味が抜けた分、味がまろやかになります。