初夏に食べ頃を迎えるたいへん希少な蜜柑です。
カラマンダリンとは
温州みかんとキングマンダリンをかけて生まれた、温暖化に強い品種の柑橘です。
国内の総生産量は約2,000トンで、そのうち半分の約1,000トンを愛媛県松山市沖に浮かぶ島・中島で生産しています。その大半が大阪市場で流通しており、東京ではまだあまり出回っていません。
紅まどんなと同じく、愛媛県松山市のブランドみかんに認定されていますが、愛媛県では中島産のものをカラマンダリン、内地産のものを「なつみ」という名称で区分しており、中島産のものはとりわけ高いブランド価値を有しています。
収穫時期は花が咲く春で、ゴールデンウィーク明け頃に旬を迎えます。柑橘類の中でも収穫するのが晩い(おそい)ため、花と果実が一緒にある珍しい光景も見る事が出来ます。 つまり、実を結んでから完熟収穫まで一年もの間樹上にあり、適度に酸が抜け初夏にふさわしい爽やかな甘さに育ちます。
見た目は温州みかんに似ていますが、食べて頂ければその違いは歴然。やわらかな果肉と濃厚な果汁をたっぷりと堪能して頂けます。










