奥出雲前綿屋 鐵泉堂

一度は途絶えてしまった「たたら文化」を、
未来へ伝承していくため、
たたらで栄えたこの地域に光を当てるために、
私たちはたたら製鉄の復興を決意しました。

TATARA
たたら製鉄について
たたら製鉄は1400年以上前から伝わる日本古来の製鉄法です。現在では美術的な価値の高い日本刀、その材料として使われる「玉鋼(たまはがね)」は、「たたら製鉄」により生み出される特殊な鋼。この日本伝統の工業文化とモノづくりの原点ともいえる手法・材料の粋を集め、現代のプロダクトとして世に送り出しています。

STORY
田部家とたたら吹き
紀州熊野から吉田に入部し、1460年(寛正元年)より開始した「たたら製鉄」を生業としてきた田部家。1755年(宝暦5年)には松江藩の鉄師頭取となり、国内で高まっていった鉄需要を満たす重要な役割を担っていました。大正末期に一度は途絶えた「たたら」の火。約100年の刻を超え現代に復活させ、新たな価値を生み出しています。
MATERIAL
玉鋼「真火鐵」

1年に2度行われる「田部家のたたら吹き」。私たちは、そこで生み出した貴重な玉鋼を「真火鐵(しんかてつ)」と名付けました。日本刀作りに使われた玉鋼。多彩な分野の職人やデザイナーと共に鉄製品に新しいエッセンスを加え、現代の生活文化と融合した新たなカタチへと創造しました。唯一無二の輝きを、ぜひその目でお確かめください。






