料亭 濱乃家

屋号説明

屋号説明

大正7年、東北有数の本格的な数寄屋造りの料亭として誕生いたしました。
秋田市の繁華街である大町地区(通称・川反)にありながら落ち着いた佇まいで、95年の長い間、秋田を代表する社交の場として、地元の名士や文化人など、その時代をつくった数々のお客様をお迎えして参りました。
料亭内には秋田杉の一枚板を使った大広間や、茶道裏千家十四代家元・千宗室氏が設計した茶室「有竹庵」など、歴史的な価値ある空間の中で、料理長自慢の懐石料理を味わうことができます。
老舗料亭ならではの料理と、長年積み上げてきたおもてなしの数々と、「豊かな秋田の食文化」を実感することができる料亭です。

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濱乃家が「きりたんぽ鍋」にこだわるのには理由があります。

「ふるさと秋田の味・食文化を後生に残したい」そんな故郷を思う気持ちから濱乃家の「きりたんぽ鍋」は生まれました。

近年、気候の変動による食材の変化や、食の多様化などにより地域の伝統的な食文化が失われつつあります。秋田が育んだ知恵・食文化から生まれた「きりたんぽ鍋」もそのひとつです。

初代亭主宮腰了三郎は「本当に美味しいきりたんぽ鍋を作り続ければ、秋田の伝統の味は守り続けられるのではないか。」と料亭では異例である、家庭料理の「きりたんぽ鍋」を提供し始めました。

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