蓋と身の間から、桜皮が帯のように表情をのぞかせる藤木伝四郎商店オリジナルの茶筒です。
通常の茶筒本体の外筒を短くすることで内筒の桜皮が現れ、外筒の木の色を引き締める役割を果たしています。
樺細工としては斬新な意匠でありながら、素材や技法の特性を発揮した、樺細工ならではの一品です。
内筒はすべて桜皮が貼られており、外蓋を開けると外筒との対比を楽しめます。
また、内蓋は通常より深さがあり、つまみが省かれているため、茶葉を急須に入れる際に内蓋を茶箕の代わりに使うことができるようになっています。
デザイン:山田佳一朗
サイズ(約):直径8.2 高さ12.2 cm
茶葉容量(約):150g
素材:桜皮、天然木
仕上げ:外側/ウレタン塗装、内側/研磨