■リキッド・サン・ウイスキー社・・・・
ドイツ南部のリンブルグで年1回開かれる「ウィスキー・フェア」は、世界のウィ
スキーが 集まる世界的なイベントです。リンブルグでは他様々なウイスキーイベ
ントが開催される 知る人ぞ知るウィスキー流通市場のメッカとも言える場所です。
そのリンブルグで「リキッド・サン・ウイスキー社」は2009 年に設立されました。
設立間もない会社ながら熟成年数を経た年代の樽を中心とした良質の保有在庫は
素晴らしく定評があり、今後の展開に目が話せない注目のボトラーのひとつです。
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■ザ・クーパーズ・チョイス(ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー社)・・・・
ボウモア蒸留所で20年以上ゼネラル・マネージャーとして研鑽を積んだブライアン・クルック氏
によって、1992年、グラスゴーのバーズデンにて創業されたボトラー。
様々な地域の優れたウイスキー現在約20カ国にウイスキーを輸出している。樽職人のことを 「クーパー」と呼ぶが、ラベルに樽造りの様子が描かれた「ザ・クーパーズ・チョイス」
シリーズは、 同社を代表するブランドであり、氏によって選び抜かれた個々の樽ごとにカスク・ストレングス、 46度または43度でボトリングされています。
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■ザ・モルトマン(メドウサイド・ブレンディング社)・・・・
兄のアリステアと共に勤めたハート・ブラザーズ社時代を含め、ウイスキー産業で45年を越える
経験をもつドナルド・ハートがハート・ブラザーズのブランドを譲渡後、息子のアンドリューと共に
2009年グラスゴーで立ち上げた新しいボトラー。業界での長い経験を活かし、独自のルートで選び
出した樽を同社オリジナルブランド、「ザ・モルトマン」としてボトリング。シングルモルトを中心とし、
ブレンデッド・ウイスキーやウォッカ等も手がけている。
同社のモットーは、「優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する」こと。
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■ディスティラリー・コレクション(スコッチモルト販売)・・・・
スコッチモルト販売(株)の主力ブランド。コンセプトは、原点回帰。 名作揃いと名高い初代シリーズをリスペクトして、ラベルの原画担当は再び「佐藤英行」氏に依頼。
ブランドの精神である「銘柄の知名度や価格の大小に囚われず、真に味の良いものだけを選り すぐる」ことに、スタッフ一同威信をかけセレクションを行った。
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■カスク&シスル・コレクション(ザ・ハイランド&アイランズ・スコッチウイスキー・カンパニー)・・・・
個性派ぞろいのクラシックなモルトが勢揃い。
シスルとは、スコットランドの国花である「アザミ」のこと。 直訳すると「樽とアザミ」とでも言いましょうか。
同社を率いるのはボウモア蒸留所で20年以上 ゼネラル・マネージャーとして研鑽を積んだブライアン・クルック氏。
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ボトラー(瓶詰め業者)とは・・・・
蒸留所から原酒を樽ごと買い、瓶詰めして販売する業者の事です。蒸留所自らがオフィシャルボトル
(蒸留所元詰め)として販売しているのが良く知られたウィ スキーですが、スコットランドに存在する
120カ所程の蒸溜所で、 自社で瓶詰めまでを 行っているところは、実はごく一部なのです。 |
ボトラーズ・ウィスキーのメリット(その1)
ボトラーは、オフィシャルでは販売していない蒸溜年や熟成年数のウイスキー、また、オフィシャル・
ウイスキーが元々ない蒸溜所のウイスキーを瓶詰めし販売するので、それらを飲むことが出来ます。 |
ボトラーズ・ウィスキーのメリット(その2)
オフィシャルボトルは大量生産のため、様々な樽をブレンドして味を均一化しています。一方、
ボトラーズは、少量生産で、異なる樽のブレンドを少なくすることで(多くはシングルカスク、1つの樽)
ボトルごとの個性が非常に強く出ます。 |
ボトラーズ・ウィスキーのメリット(その3)
オフィシャルボトルは多くの樽をヴァッティングする事で均一化、低温濾過するのに対して、
ボトラーズは少ない樽(多くても3つくらい)で濾過無し、カラメル(色つけ)もなし、と自然の
ままの味わいが楽しめます。 |