「食べなれた梨だけではなく、自然の風味豊かな味わいで消費者に満足していただきたい」
という願いをこめて育てられた梨をぜひご賞味ください。
「新王(しんおう)」は「おさ二十世紀」×「豊水」の掛け合わせで誕生した新潟県オリジナルの品種で、9月中旬〜10月上旬にかけて食べられる和梨として人気を博しています。
栽培は新潟県内の農家に限られており、他地域ではあまりお目にかかれません。
新潟県は近年「ル・レクチェ」などをはじめとする洋梨の産地としても知られていますが、和梨の名産地としての歴史も古く、江戸時代には幕府の献上品としても扱われていました。
戦前には国内トップレベルの生産量を誇っていましたが、更に高みを目指すべく「新潟県のオリジナル品種を」という栽培者の声を受け、県園芸センターで開発されました。