秋の味覚と云えば色々と浮かぶのですが、通に好まれる秋の味覚として人気があるのが「戻り鰹」。
秋口に取れる鰹は、黒潮に乗って北上をしてから三陸は金華山沖で停滞し、そこで餌をたっぷり食べて栄養をつけてから南下してくる事から「戻り鰹」「下り鰹」と呼んでいるわけです。留まって餌を食べていることから初鰹に比べ脂が乗っていると言うのが大きな特長です。今年は水温が高いことからさらに北上しているようです。1本が5kg近くある鮮度の良い釣り物をよく吟味してお届けいたします。
鰹は量が多すぎると持て余してしまい無駄になることもあるので四分一の節での販売をいたします。ただ背・腹の指定はできませんのでその点はご了承下さい。
美味しい食べ方:
薄めに切りつけた刺身は、辛子醤油が一番合います。香りが初鰹ほど高くないので生姜醤油だと生姜が際立ってしまい旨さが堪能できません。また一転、たたきにするとポン酢醤油がよく合います。浅葱・茗荷と一緒にたっぷり楽しんで下さい!!
保存方法:
ペーパータオルなどで包みラップで密封して冷蔵庫で保存してください。鰹は色変わりの早い魚なのでなるべく早くお召し上がりください。
色変わりが早いと言われる戻り鰹の場合は日持ちをさせるならば、「づけ」はいかがでしょう?熱湯で表面を湯引きしてから氷水で締め生醤油に一日漬け込むだけです。こうすると持ちがよくなるだけでなく水っぽさも消え旨みも増します。白いご飯がこれだけで何杯も食べられるほどです。色が変わってからではなく届いてからすぐ新鮮なうちに作るのがポイントです。(冷蔵 3日間)