ジュランソン・セック　キュヴェ・マリー

商品説明

■ジュランソン・セック　キュヴェ・マリー

【産地】AOCジュランソン・セック（フランス/南西地方）
【品種】グロマンサン
【生産者】クロ・ウルラ　Domaine Clos Uroulat
【生産年】2015
【タイプ】白
【抜栓のタイミング】直前～
【サービス温度】13℃前後
【テイスティングノート】トロピカルフルーツや黄桃、ナッツや白胡椒などの豊かな香りが漂い、バランスのとれた品の良い樽香が印象的。とてもふくよかな果実味と立体的なボリューム感に包まれた、風味豊かなワイン。
【相性料理】白レバー、豚肉のパテやリエット、穴子の白焼きなど。

＜生産者情報＞

～伝統品種から造られる極上の白ワイン～
ウルラ家は1775年からピレネー山脈の麓にあるジュランソン･モネン村でブドウ栽培や農業、林業などを営んできた歴史ある銘家。ウルラとはバスク語で「栗」を意味している。跡継ぎ不在の際、1983年に現当主のシャルル･ウール氏がドメーヌを取得した。シャルルは、アンペログラフィ(ブドウの苗木栽培･研究)を行っていた家系に生まれ、20歳のころボルドーで醸造を学んだ。2006年にはワインのキュヴェ名にもなっている一人娘マリーがドメーヌに加わり、現在は親子でワイン造りを行う。

醸造所があるのは標高220メートルの高台で、その周りの傾斜のきつい斜面に所有するブドウ畑が広がる。また、醸造所から約10キロメートル離れた場所にも畑を所有している。栽培は、有機の認証こそ取得していないが、昔からこの地で行われている伝統的な自然農法で、化学的な肥料や農薬などは使用していない。栽培方法は、高い枝を垣根に巻き付けていくギュイヨ･サンプル仕立てで、霜対策のためにブドウの果実は土から約１メートルのところで実らせている。ブドウ品種は、この地方土着のグロマンサン、プティマンサン、クルビュを栽培している。

収穫したブドウは、優しくプレスされた後、ステンレスタンク内で自然の発酵を待つ。発酵が始まるとワインは樽へと移され、収穫翌年の9月までシュールリーの状態で樽内熟成させる。ウルラのすべてのワインは、この地方の伝統的な醸造の特徴を守り、MLF(マロラクティック発酵)を行わない。そのため、ウルラのワインからは垂直で綺麗な酸味が感じられる。

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